『ダンダダン』第2期OPテーマ「革命道中」はいかにして制作されたのかをアイナ・ジ・エンドに聞く【インタビュー】(アニメ!アニメ!)

AIゲイナーの効果は?厳しいレビュー

ここ最近、すいぶん話題になっている

まうまう企画 松田道貴の
AIゲイナーが、
とても気になっているんですよね。

出典元:アニメ!アニメ!

雑誌「アニメディア」に掲載されている「CD&Blu-ray RELEASE INTERVIEW&REVIEW」は話題のアニメ主題歌について語ってもらうインタビュー企画だ。2025年10月号では『ダンダダン』第2期OPテーマ「革命道中」をピックアップし、歌唱を担当したBiSHの元メンバーで現在はソロで活動しているアイナ・ジ・エンドに話を聞いた。本稿では、本誌で紹介できなかった部分も含めたインタビューをお届けする。

【フォト】「革命道中」ジャケットを見る

――TVアニメ『ダンダダン』OPテーマのオファーはいつごろあったのでしょう?

お話をいただいたのは映画『変な家』の主題歌「Frail」をはじめ、タイアップ楽曲の制作が連続していた時期でした。当時は作品に対して曲を作るのって思い通りいかないけれど勉強になるとも感じていて。そんな中で以前から好きだった『ダンダダン』の主題歌のお話をいただけて「この曲を作るまでにもっと成長してやろう!」と前向きな気持ちになったのを覚えています。

――オファーがくる以前から『ダンダダン』がお好きだったんですね。

はい。これまで宇宙人や妖怪、それぞれをテーマにした作品は見たことがありましたが、それらを合体させた作品は見たことなくて。そこに面白さを感じてアニメ化前から原作を読んでいました。そんな本作はアニメになったことでさらに化けた印象があるんですよ。マンガを読んでいたときに「ここはどうやって発音するんだろう」と感じていたセリフに声優さんが上手の極みと言える演技を乗せ、すごい吸引力が生まれたと思いましたから。

――アニメを初めて見たのはいつのことでしたか?

映像ができたてホヤホヤのタイミングで一度視聴させていただけたんです。そうしたらCreepy Nutsのおふたりによる第1期OPテーマ「オトノケ」にガッツリタイトルの『ダンダダン』との言葉が入っていて、それがすごく印象的でした。さらにそこに乗る映像も臨場感あふれるものとなっていてすごいと思わされましたね。

――今回の「革命道中」にも〈ダンダンダダダン〉をはじめ、タイトルを意識したフレーズが登場しましたね。

あそこは「オトノケ」のエッセンスを楽曲に入れ込みたいとの想いで作ったんです。私自身、BiSHとして活動していた時にはCreepy Nutsのおふたりと対バンをさせていただいたり、テレビに出演させていただくたびにご一緒していた時期があって。それで勝手に親近感を感じていたこともあり、リスペクトを込めて今回のフレーズを作りました。実を言うとオファーをいただいた時もおふたりから引き継ぐ形でOPテーマを担当させていただけることに嬉しさを感じていたんですよ。

――主題歌制作にあたってまずはどのようなことを考えましたか?

「作品に花を添える」との意識で曲を作ってはいけないということをまず考えました。『ダンダダン』があまりにも魅力的な作品なので、作品を引っ張るぐらいの意識で曲作りをしないと誰の心にも残らない曲になると思っていましたから。あとは本作が持つラブコメやオカルトをはじめとした多くの要素をテレビ放映される89秒の中に入れ込みたいということも念頭にありました。これだけの内容をギュッと詰め込むのはすごく大変だろうと感じていたので、プレッシャーを感じながらの制作スタートでしたね。

――本楽曲の作詞作曲はShin Sakiuraさんとの共同名義となっています。

制作にあたって今回自分が相当わがままを言うだろうと思ったんです。なのでそれを受け入れて形にしてくれる人と一緒に制作ができればと思い、Shinくんにお声がけさせてもらいました。彼とは10年ぐらい前からの友人で、同い年ということもあって意見を言いやすいんですよ。そのうえ曲作りのセンスも素晴らしい。曲を音で埋め尽くすことをせず、聴いた人が感情を入れられる空白を作ってくれるんです。そんなShinくんの空白と私の情熱が合わさることで良い化学反応が起きるんじゃないかとも思って。

――制作作業はどのように進めたのでしょう?

まずは私がやりたいことをShinくんにバーっと喋ったんです。そうしたらShinくんから「セッションで作ろう」と提案いただいて、Shinくんにギターを弾いてもらいながら6時間ぐらい歌いっぱなしで大枠を決めていきました。私、本当はセッションで曲を作るのが得意じゃないんです。相手に合わせすぎてしまって自分のメロディが出せないことが多いので。でもShinくんとはなんでも言いあえる関係なので今回のような制作方法をとることができました。大枠を決めた後は持ち帰って詳細を詰めていったのですが、沼にハマってしまったときもShinくんがいろいろとアドバイスをくれて。引っ張ってもらいながらの制作だったように思います。

――作曲にあたって苦労したポイントはありますか?

〈暗いトンネルの壁〉から始まるBメロは悩みながらの制作でした。ここはセッションで大枠を決めた時点ではなかった部分で、制作過程で『ダンダダン』が持つダークさを表現したいと思って後から足しているんです。ただ、その暗さの塩梅が難しくて……。レディオヘッドみたいな哀愁のある感じにするとちょっと重すぎるし、ビョークみたいな自由気ままな感じを出すとアニメソングの枠から外れすぎる感じがしましたからね。加えてここで落としすぎるとサビの展開とつながらないとも感じ、いろいろな手法を試しながら作っていきました。

――歌詞はどのように作ったのでしょう?

セッションの時点では歌詞を決めず「にゃにゃにゃ」という感じで歌っていたので、持ち帰ってからじっくり作りました。ほとんどのフレーズを私の方で決めているのですが、ところどころ重要な部分はShinくんがアイデアを出してくれて。〈ここらで暴れちゃってもいいかな〉なんかは彼から出てきたフレーズなのですが、いい味出てますよね。逆に自分が作ったフレーズだと〈唸るぜ〉が気に入ってるんです。これまでサビ頭で唸った人ってあまりいないと思うので、いいものが叩き出せたと感じていて。最初はこの部分、作中のセリフ「萎えるぜ」を引用しようと思ったんです。でも実際に歌ってみたら私の気持ちも萎えてしまうことに気づいて。それで今回のようなフレーズに変更しました。

――歌う際に意識したことはありますか?

やりすぎないということですね。私の中には常に前作を超えたいという思いがあって、レコーディングをしていると「なんでこんなんしかできへんのやろ自分」と感じ気持ちがたかぶってしまうことが多いんです。その結果主張の強い歌い回しになってしまい、収録したものを後から聴いて「やりすぎたかな」と思わされることもあって。でも今回はShinくんがいてくれて、やりすぎにならないようバランスをとってくれたんです。「アイナは自分が思っている以上にバケモンやから、これ以上やったら聴けないものになっちゃうよ」なんてアドバイスもくれて。ちょうど曲作りにおける引き算を学びたいとも思っていたので勉強になりました。

――OP映像を見ての印象をお聞きしたいです。

〈暗いトンネルの壁〉のタイミングでオカルンとモモが夕日に向かって歩いていき、その夕日が金玉に変わるという映像になっていたんです。そこがなんとも言えず良くて泣けました。あと、今回テレビアニメで使用された1番は本作の主人公であるオカルンの視点から歌詞を書いているのですが、それを汲み取ってくれたみたいで彼視点のカットを入れていただけたんです。それを見たときはもう感謝しかないと思いましたね。

――最後にCDリリースを楽しみにしている皆さんにメッセージをお願いします。

今回ソロで初めてシングルCDをリリースしていただくことになったのですが、それが「革命道中」で本当に良かったと感じているんです。なので皆さんにぜひともCDを手に取ってらいたい。あと、今作は『ダンダダン』のオープニングテーマということもあり、いろんな国の人に曲を聴いてもらえているだろうとも考えていて。もしよかったら皆さんに別言語バージョンを作って楽しんでもらえたら嬉しいし、完成したものがあったら私自身も聴いてみたいと思っています。

アイナ・ジ・エンド
【CD+Blu-ray】革命道中
2,200円(税込)

本当にあんなに効果が出るんなら嬉しいんだけど、
(ちょっと現実離れした)
インチキ商品のような疑惑を感じるのも普通だよね。

わたしが気になっているのはコレ・・・

実践者の暴露レビューとかを参考にして
購入するかどうか決めようと思って

ネットで色々調べたら
そんなに悪い評判や口コミが無いんですよ。

サポートもしっかりしてる★と評判が良さそう

どうしよう・・・これはGO!かな?